息子の対談本が出版されました!

 私事で大変恐縮ですが、このたび神戸大学医学部6年在学中の長男佐堀暢也(さほりのぶや)と、著述家執行草舟(しぎょうそうしゅう)氏との対談本「対談 夏日烈々」が講談社エディトリアルより出版されました。「夏日烈々」というタイトルの由来は、執行氏が高校生であったある夏の日、敬愛する文学者三島由紀夫と直接激しい文学論をぶつけ合い、その激しさを夏の日の日差しの強さにかけて、三島由紀夫が執行氏に「夏日烈々」の書を贈ったことに因んでいます。

 執行草舟氏は現在68歳の実業家にして、還暦以降に独自の世界観で「生くる」「友よ」「根源へ」「孤高のリアリズム」「生命の理想Ⅰ/Ⅱ」「魂の燃焼へ」など、数々の著書を出版されており、若年層を中心に絶大な支持を受けている現代を代表する思索家です。執行氏の著作に共感した愚息が執行氏を訪ね、親交を深めるうちに、執行氏に見込まれて対談本の企画が持ち上がった次第です。医学の話もありますが、文明論、文化論、宗教論などが中心です。本人からは、特にできるだけ若い人たち、自分と同世代にも読んでもらいたいという希望があるようですが、このページをたまたま見て「よし、一度読んでみてやろう」と興味を持っていただいた方がおられましたら、是非ご一読願いたいと思います。

 内容には賛否両論あるかもしれませんが、執行氏曰く「批判に強い人間になれ」「批判があるのはその本に力がある証」(文中より引用)だそうです。手前味噌ですが、なかなか読み応えのある対談となっていますので、親馬鹿はご容赦いただき、何卒よろしくお願い申し上げます。